自分が組み立てた制御盤を検査に回すのですが、それが問題なく動くことを確認できた時は達成感があります。また、お客様の工場に出向いて、実際の機械設備に制御盤を組み入れ、正常動作が確認できた時はやっぱり嬉しいです。仕事を通じて、電気制御部品や電気回路の知識も自然と身につくのもいいですね。

一番は将来性ですね。工場設備関係の仕事は、この先もずっとあるだろうなと思ったからです。私は転職組ですが、前職では、自動車のエアコンの電気配線に使う「ワイヤーハーネス」と呼ばれる部品の設計をしたり、製造した部品の品質評価の仕事をしていました。

転職にあたって、前職で身につけた電気的な知識や設計のスキルが活かせる仕事で探していたところに、常盤電機と出会い、縁あって入社しました。あと家が近かったというのも決め手ですね（笑）

もともと電機設計の仕事を志望して入社したのですが、経験を積むために約2年間制御盤製造の仕事をしていました。このたび、電機設計課に正式に異動になったので、設計者としてのスキルを磨いていきたいです。

今までは出来上がった図面を元に制御盤を組み立てするのが仕事でしたが、これからは電機図面を書く仕事です。1つ前の工程で仕事をすることになりますが、ただ机上で設計するだけではなく、自分が設計した制御盤が実際に機械設備に組み込まれて稼働するまで、責任を持って見届けたいですね。